November 16, 2008

Spyderco Triangle Sharpmaker 204

 ランスキー・システムと同じぐらいポピュラーなスパイダルコ・トライアングル・シャープメーカーもこの機会に入手してみた。このセットには荒砥が入っていないので、ダイヤモンドの砥石も注文している。
 結論から書くと、我流ではなく説明書通りに研げば、このシャープナーでもきんきんな刃が付く。>刃に軽く触れて動かすと、吸い付くような感じの刃
 長所は下記になるでしょう。
・もちろん平砥石より使える。
・ランスキーだと数箇所に分ける必要があるような、でかいナイフでも楽に研げる。
・ランスキーで挟めないナイフも研げる。
・硬い高級鋼材を使っていて、ダイヤモンドかセラミックの砥石でという指定ありなナイフがある。それらにも対応可。
・かなりいろいろなものが研げる(ハサミその他)。
・カラーの説明書&丁寧な解説DVD付きで、未経験のものにも対応できる。
・オイルや水を使わない(砥石は水や洗剤で洗える)。
・システムとして洗練されている。向こうのカー or キッチン用品とかに通じるものが。

 無論、一長一短で、短所は、刃を付ける際の角度が細かく設定できない。40度(20度 / 20度)と30度(15度 / 15度)の2種。「当てる角度を変えれば~」という記述を見かけるが、例えば50度(25度 / 25度)の刃を付けたい場合、各々5度ずらしてなんていうのは、人間の感覚なんていい加減なもんで、まず綺麗にはいかないでしょう。このシステムは基本、回数をかけて刃を付けるタイプというのも手伝って(1回1回の大きな誤差が積み重なれば当然)、そう上手くはいかない。
 それと、デフォルトで荒砥はやはり欲しい。砥石のみで$40超えはやっぱり痛い。$40でも良質なナイフ自体あるからね。こういうのとか。

 下記は説明書通りの研ぎ方。4ステップで成り立っている。角度は通常のナイフであれば40度(20度 / 20度)。包丁とか柔らかいものを切る刃物であれば、30度(15度 / 15度)。


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 砥石の向きに注意。最初はこげ茶の中砥、三角の鋭角部分で研ぐ。
 本来はロゴの部分を反対の手で押さえる。金色の棒は保護棒で、アクシデントから手をガードする。
 ナイフを垂直に固定し、下ろしつつ刃元から刃先へ。力は入れずに撫でるように。左右交互に、片側20回(計40回)とあるが、それだと面倒なのとブレて誤差を生みやすい。最初は片側のみ10回連続x2でやってしまい、その後、左右交互にとかするといいでしょう。



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 次は砥石の向きを変える。平面を向かい合わせる。
 回数は同上。


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 砥石を白いfine(仕上砥)に変える。鋭角部分で。
 回数は同上。


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 砥石の向きを変える。平面を向かい合わせる。
 回数は同上。

 説明書通りに、垂直に保って丁寧に研げば、鋭利な刃が付く。


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 自身はダイヤモンドの荒砥も入手したので、最初にそれを使っている。初めて研ぐナイフやきつい使い方をしてなまくらになったものに対して、手っ取り早く当て刃(?)が付く。
 ランスキー向きなものは、もちろんランスキーで研ぐ。対応できないものやでかくて面倒なものにはスパイダルコで、と使い分けている。これベスト。たぶん。


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 収納も筆箱(?)のようにまとまる。象が踏んだらさすがに壊れると思う。アーム筆入れ」って知らない世代も多いんだろうなぁ...。>象が踏んでも壊れない