October 28, 2003

働かざるもの〜、でもなかったり

働かない「働きアリ」も…北大チーム研究
 サボることなく地道に働くとイソップ童話でも語られている働きアリなのに、実は怠け者もいる。そんな研究結果を北海道大大学院農学研究科の長谷川英祐助手らがまとめた。働きアリの一部は、ほとんど仕事をせず、中には全く働かないアリもいた。

 長期間にわたって働きアリの生態を明らかにした研究は少なく、研究チームは今後、働かない働きアリの存在の意味を検証していく。29日から札幌市で始まる日本動物行動学会で発表する。

 長谷川さんらは、カドフシアリと呼ばれる小型のアリの3コロニーそれぞれ約30匹のアリにマジックで目印を付けて1匹1匹を識別し、その行動を毎日3時間、5か月にわたり調べた。すると、全体の1―2割が、じっとしていたり、巣の中をうろうろしたり、自分の体をなめて掃除したりしているばかりだった。エサは、エサを集めてきた働きアリから、口移しでもらっていた。

 怠けアリや仕事熱心なアリをそれぞれ取り出してみても、やはり、怠け者は怠けたままで、ハードワーカーは働き続けたという。

 役に立たないように見えるが、研究チームは今後、働かない働きアリを取り出したコロニーで、幼虫の成長率やコロニーの拡大などに変化があるかどうか調べる。長谷川さんは「優秀な個体だけでは、集団の生産性は最大にならないことがわかってきている。仕事をしないアリにも何らかの役割があるかもしれない」と話している。
──────────────
 うーん、おもしろい!
 人にたとえると(←自然科学ではやっちゃいけないことなんだけど)、
(あいつ働いてねーよ。やべーよ。ちゃんとしなきゃ、うちら回んねーよ)→かりかり
 ってとこなんだろうか。
 今後の研究にも期待。

続きを読む "働かざるもの〜、でもなかったり"