November 7, 2003

硫化鉄の鱗

足を覆う硫化鉄の「うろこ」 新種巻貝、インド洋で発見
 インド洋中央部の熱水が噴き出している海底から、「うろこ」に覆われた足をもつ新種の巻き貝が見つかった。魚類、爬虫(はちゅう)類など脊椎(せきつい)動物のうろこは、体表保護や乾燥防止が役割。この貝の場合、サザエのフタのようにして捕食者から身を守る効果などがあるらしい。

 スウェーデンと米の研究者が7日付の米科学誌サイエンスで発表する。

 巻き貝は5センチほどの大きさで、うろこのある足は、ヒラヒラした飾りに覆われているよう。

 うろこの主成分は硫化鉄で、体の骨格に硫化鉄を含む生物は初めての発見。硫化鉄は熱水中に豊富に含まれており、巻き貝は独特の環境に適応し、この硫化鉄を利用できるように進化したらしい。DNAや形態の解析から、比較的最近に進化したとみられる。
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 「硫化鉄の鱗も持つ」って、すごい進化をやってのけたもんだ。かこいいー。