モササウルスほか

c. 自然科学



Mosasaurus
 モロッコ産出(Phosphate Beds, Khouribga Morocco)。化石自体の大きさは長さ50mm。母岩が67 x 102mm。骨も一部確認できる。
 モササウルスの歯はリン鉱床などから多く産出され、人気もメガロドンほど高くないため、海外ではかなりお手軽な値段が付いている。
 約7900万~約6500万年前に生息していた肉食海棲爬虫類。便宜上、モササウルスと呼ぶのが一般的だが、メガロドン(Carcharodon megalodon)などとは違い、モササウルスは属名であり、種名ではない。
 ワニのような頭部を持ち、四肢はヒレ状で、尾は太く縦に幅広。海中生活に適応していた。体長は12.5~18mほど。
 表層を泳ぎ、魚介類、カメ、他の海性爬虫類を捕食していたと考えられている。負傷した痕を持つ化石が多く、他の生物または固体と闘争が多かったようだ。


珪化木
 US、ワシントン産出。木の化石。そのまま。おそらくナンヨウスギ科。大きさは76mm x 89mm x 57mm(厚さ)。
 石炭や原油ではなく、このように美しく化石化することもある。年輪や樹皮も確認できる。
 余談で、モササウルスだけでは送料がもったいないので、同じ業者で他の化石を探したらこれになった。モササウルスの倍以上したが…。モササウルス=$18、珪化木=$45。このようにメノウ化していない珪化木なら、もっとお手軽に入手できる。まぁ石炭も化石だ。

Ammonoidea
 マダガスカル産出。98x79x27mm。

 オパール化したアンモナイトは結局、計3つになっている…。入手した順は小→中→大。
 カナダで自身のお土産として買ったやつと、縫合線を見せているタイプのを合わせると、計5つだ…。増えたなぁ。
 余談で、オウムガイは2つから増えていない(写真1写真2)。写真2のタイプは今でもあまり見かけないので、衝動に駆られて良かったかも。

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