パラグライダー始め

h''. 趣味とスポーツ 3

 今の職場は古い組織で、正規(?)の休み(正月や夏季)に一斉に休みになる。で、有給を固めて他の時期に休むという文化が無い。ちびちび有給を使う文化(それでも使える人と使えない人の差は出るが)。
 なので、必然的に高い時期に旅行(海外へダイビング)に行くことになる。とても損をしている気分。いや実際にそうなんだけど。横書きのタイトルなのになんでまたっていう。
 そんな中、たまたま遅れて出勤しようとした時、40歳で本格的にパラグライダーを始め、約10年で世界大会で優勝するほどの腕前を持つ日本人女性(平木啓子氏)をテレビで特集していた。情熱大陸でも放送していたらしいが。
 彼女、現在はインストラクターとして生活していて、世界の大会に出るため倹約。過去にリストラや離婚も経験し空も飛んでという、人生いろいろだなーと思いつつ家を出た。前出の悶々としたのが元々あって、パラグライダーだったら週末楽しめるんじゃないの?と膨らんだ…。空を飛びたいというのは多くの人にあるけど、じゃあ「実際に」やってみようと。昔、パイロットを考えたことあったけど、視力でNGになったというのもあるかな。
 思い立ったら尻は軽く、比較的近場のスクールで体験&タンデム。下記はその時の映像。

パラグライダー ’13年5月某日
 人はほぼ生身で、風で本当に飛べるんだなーと。ガチナウシカ。エンジンやタイヤの音が全くしない純粋な風切り音も、妙に印象に残った。
 パラグライダーの技能証には何段階かあり(俗に言うライセンスではあるが、国家資格ではない)、多くが4段階目にあるパイロット技能証を目指す。この技能証だと、どこのエリアでも飛行することができる(海外でも)。
 ただ、取得できるまでの時間は、ダイビングのCカード – AOWとかとは比較にならない。毎週末(基本週2)コンスタントに通える人で1~2年とされる。ってことは、自分だともちろんそんなに通えないので、5年以上はかかるんじゃ…、と長い目で考えてる。
 もっとも自動車の教習などとはかなり違って、講習段階でも自身に任される部分や自由は多分にあり、飛ぶ楽しさは味わえる。
 余談で、上記はJHF(日本ハング・パラグライディング連盟)での名称。もうひとつJPA(日本パラグライダー協会)という団体が存在する。そこでの技能証のランクの名称は変わってくるし、
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その実態はパラグライダー輸入代理店(実質的には1社)及びその直系パラグライダースクール(フランチャイズ店)そしてその会員(客)であるJPAパイロット会員のみで構成されている。 会員数は約1,000人程度。JPAは日本だけの団体であり、国際航空連盟や日本航空協会および日本ハング・パラグライディング連盟といった国際的公共団体とは全く関連のないパラグライダーの1グループ
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wikipediaより
 団体の成り立ち自体大きく違う。よって、自分はJPAのスクールは候補から外れた。
 富士近くの朝霧が盛んで、環境的にも恵まれている。ただ、行きも帰りも渋滞に巻き込まれる可能性大と、それなりに遠くなるので諦めた。朝霧ほど遠くなく、施設も充実している埼玉のスクールに通う。埼玉と言っても山奥だけど。
 さっきヘルメットぽちった…。自転車用を流用している人は多い。ただ、ツバ付きは上が見にくいのと、後頭部が長くあるのもラインが引っかかるため避けたほうが良いようです。

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