last updated '17/06/10   写真をいくつか更新

  ティランジア(エアープランツ)入手 / 栽培株一覧。なお、白っぽく写っているのはティランジアの特徴である鱗片(トリコーム)で、水分吸収に利用される。一部のサボテンにあるような粉状の棘ではないので、触っても問題はない。
 カタカナ表記は『ティランジア・ハンドブック 改訂版』を参考にした。アイウエオ順。下記にある全てのティランジアは、花を咲かせる。また、高山性が強い超難物はない。
 種の特性は、複数の資料より平均を取得。真逆な記述は無視した。
 日照は明るめ(= 直射日光に耐える)を基準として、やや明るめ〜中などというように表現している。水はかなり好む(= タンクブロメリア)を基準として、普通〜やや好むというように表現。
 
関連: ティランジア栽培法
 

ア行




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アエラントス
(Tillandsia aeranthos)


 光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥。強健。国内でも広く普及。クランプになりやすい。
 茎が伸びる長茎タイプ。上の株は苗で、まだかなり若い。下は写真だとわかりにくいが、花後、親株から新しく吹いている株(その株がさらに開花)。

アエラントス・ミニ・パープル
(Tillandsia aeranthos 'Mini Purple')


 光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥。性質は上記アエラントスに似る。
 茎が伸びる長茎タイプ。アエラントスの変種で、より鱗片が発達し、色味も紫がかる。サイズはやや小ぶり。



アルビダ
(Tillandsia albida)


 光は明るめ。水は乾燥〜やや乾燥。0度を切らない、そして霜に当てなければ1年中屋外でも問題ない。栽培は容易で、非常に強健(無論、日照と必要最低限の水分、通風が条件になるが)。
 ごく短い鱗片が発達し銀色に輝く。葉は硬い。茎が伸びる長茎タイプ。大型化する。『ティランジア・ハンドブック 改訂版』の写真より、実物は葉も長いし大きな印象を受けた。


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アレキタエ
(Tillandsia arequitae)


  光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥〜普通。
 長茎タイプ。性質は丈夫だが、成長が遅い。


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アンドレアナ
(Tillandsia andreana)


  光は中。水はやや好む。フンキアナニに似るが長茎ではなく、ロゼットを形成する。花は紅。
 高い湿度を好むため、鉢にミズゴケを詰めてその上に置くと良い。低温にも弱めで、基本的に温室向き。条件が合えばよく群生する。


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イオナンタ 'ギガンテ'
(Tillandsia ionantha 'Gigante')


  光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥〜普通。丈夫だが室温が極端に上がりやすい夏場には、注意が必要。
 大型化するイオナンタ。写真の株で高さ10cm程度。

イオナンタ・ストリクタ
(Tillandsia ionantha var. stricta)


  光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥〜普通。丈夫だが室温が極端に上がりやすい夏場には、注意が必要。クランプになりやすい。
 普段から一部が紅葉している。開花時期には全体が紅葉する。小型。

イオナンタ・ストリクタ・ファスティギアータ
(Tillandsia ionantha var. stricta forma fastigiata)


  光は中。水は普通。基本的に丈夫だが、室温が極端に上がりやすい夏場には特に注意が必要。上記のイオナンタ・ストリクタに比べ準高山性の性質が強いため、より高温に弱い。クランプになりやすい。
 別名イオナンタ・ピーナッツ。小型。

イオナンタ・ストリクタ・ロシータ
(Tillandsia ionantha var. stricta 'Rosita')


  光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥〜普通。基本種と等しく強健。クランプになりやすい。上記のイオナンタ・ストリクタと混同されることがあるが、明らかに別種。こちらはより葉が硬く、生え方も基本種に近い。
 普段から赤みを帯びる。小型。


イオナンタ・バンハイニンギー
(Tillandsia ionantha var. vanhyningii)


 光はやや明るめ〜中。水は乾燥〜やや乾燥。岩生種。基本種(イオナンタ)と等しく強健。クランプになりやすい。
 鱗片が発達している。葉先は普段から少しオレンジがかる。茎が伸びていくため、イオナンタの中では珍種。小型。写真はク ランプになっている株(7つ吹いている)。


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イオナンタ・マキシマ
(Tillandsia ionantha var. maxima)


 光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥〜普通。基本種(イオナンタ)と等しく強健。クランプになりやすい。
 基本種に比べ大型で、鱗片が発達し、葉も肉厚である。。




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エーレルシアナ
(Tillandsia ehlersiana)


 光は中。水は普通〜やや好む 。子株をよく出す。見かけは繊細な印象だが、性質は丈夫な種。
 下の写真は別株で、子株を持っている。
 比較的大型なツボ型。やや長めの鱗片が全体によく発達し白く見え、葉の芸も美しい。印象に強く残るティランジアのひとつ。



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ウトリクラータ・プリングレイ
(Tillandsia utriculata ssp.pringlei)


 光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥〜普通 。子株をかなり吹く。
 ウトリクラータの亜種。ウトリクラータは実生でのみ繁殖するが、こちらは見ての通り。エーレルシアナのように育たない子株を出しているのか、このまま派手なクランプになっていくのかは不明。短い鱗片が発達し白く見える。

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カ行


カプトメドゥーサエ
(Tillandsia caput-madusae)


  光は中。比較的丈夫な種だが、水は普通(乾燥にも耐えるが、種本来が望む環境ではない)。気温が高めの時期には通風を意識。
 メドゥーサの首という意味。よく見かけるツボ型。ダメージ株から回復。貰ったときは半ミイラ状態だった(写真下)。この種から始まった。

ガルドネリー
(Tillandsia gardneri)


 光は中。水は乾燥〜やや乾燥。暑さと蒸れは避ける。
 葉の薄さと形は下記のゲミニフローラに似る。ただし、極めて短い鱗片が緻密に発達し、銀色に光る。触感はざらつかせた薄紙のよう。この質感はティランジアではかなり少ないか、ガルドネリーのみだろう。


キエロエンシス
(Tillandsia queroensis)


 光は中。水はやや乾燥。暑さ 、蒸れに弱い。
 葉は薄めで長いが(ただし、鱗片は一般的な銀葉種程度にはある)、茎が伸びる長茎タイプ。大型化し、かなりの迫力がある。写真の株で約27cm。


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キセログラフィカ
(Tillandsia xerographica)


 光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥〜普通。暑さ寒さに強い強健種。
 長く幅広のうねる葉(硬め)に、短い鱗片が蜜に発達し美しい。大型化する。写真の株で幅約23cm。
 外置きなら水多めの栽培もできるが、あまり多いと株が汚れがちになる。
 普及種だがワシントン条約附属書2に掲載されている種。日本で個体数は多いとはいえ、大切に育てましょう。

ゲミニフローラ
(Tillandsia geminiflora)


 半日陰で、水を好む。 性質はストリクタに似て、水さえ気をつければ丈夫な種 。
 葉は薄く鱗片はほとんどない。写真はダメージ株。葉の痛みが目立つ。海外業者から仕入れたものを、ケアなくそのまま横(つまり私)に流したのだろう。

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サ行

ストリクタ
(Tillandsia stricta)


 半日陰で、水を好む。クランプになりやすい。水分が十分な環境下では丈夫。
 葉は細く薄くしなやかで、鱗片はほとんどない。



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ストリクタ 'リジッド リーフ フォーム'
(Tillandsia stricta 'Rigid Leaf Form')


 ストリクタの変異で硬葉型。光は中。水は普通〜やや好む。成長は早く、クランプになりやすい。水さえ気をつければ丈夫。
 ストリクタに比べ、葉はかなり硬い。葉色はより明るい色になる。写真はクランプになっている株。花は珍しく白花である。幅は約25cm。群生して大型化する。


ストレプトフィラ
(Tillandsia streptophylla)


 光は中。水はやや乾燥〜普通。丈夫で育てやすいが、葉焼けには注意。



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スファエロセファラ
(Tillandsia sphaerocephala)


 光は中。水は普通。
 葉は薄めで柔らかいが、金属的な輝きを持つ。写真の株で幅約25cm。大型化する。


セルーレア
(Tillandsia caerulea)


 光は中。やや水を好む。
 殖えやすい。花には芳香がある。


セレリアナ
(Tillandsia seleriana)


 光は中〜半日陰。やや水を好む。見かけによらず準高山性があるので、暑さに弱い。
 大型になるツボ型。写真の株で高さ約22cm(鉢は除く)。垂直になったらどれくらいになるんだろう…。


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タ行


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チアペンシス
(Tillandsia chiapensis)


 光は明るめ。水は乾燥〜やや乾燥。岩生種。
 鱗片が発達し白い。性質は丈夫。強光下で水を少なめに育てると、薄く紅に染まる。


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テクトラム
(Tillandsia tectorum)


 光は明るめ。水は乾燥。
 鱗片は羽毛状で密に生える。乾燥に強く、外置きにしている分にはかなり丈夫な種。水やりは軽めのミスティングに留めたほうが良い。


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テクトラム(ラージ・フォーム)
(Tillandsia tectorum (large form))


 光は明るめ。水は乾燥。
 鱗片は羽毛状で密に生える。乾燥に強く、外置きにしている分にはかなり丈夫な種。水やりは軽めのミスティングに留めたほうが良い。
 写真はラージ・フォーム。

テクトラム(矮小種)
(Tillandsia tectorum)


 光は明るめ。水は乾燥。
 鱗片は羽毛状で密に生える。乾燥に強く、外置きにしている分にはかなり丈夫な種。水やりは軽めのミスティングに留めたほうが良い。
 写真は矮小種。成長はかなり遅い。


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テヌイフォリア 'アメジスト'
(Tillandsia tenuifolia 'Amethyst')


 光は中。水は普通〜やや好む。
 黒味がかり色が強い種。質感は普通の草。

ドゥラティー
(Tillandsia duratii)


 光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥〜普通。成長は遅いが丈夫。花には芳香がある。
 葉は横〜下に伸び、先端はカールする。大型化するが、写真の株は長さ(株本体)約10cmで、すでに終わった花をつけている。葉が長期の乾燥によるダメージをかなり受けていることから、子孫を早く残そうとしたのであろう。子株を吹いて、かつ持ち直すかは、この株の生命力に賭けるしかない。

ドゥラティー変種サキサティリス
(Tillandsia duratii var. saxatilis)


 性質、外見は上記の基本種と変わらない。変種サキサティリスは開花期に見分けられる。側花序が大きく外側に開くものが変種サキサティリス、開かずに主花序に沿うようになっているものが基本種。
 上記の株と比べると、葉の状態の違いが一目瞭然である。

トリコロール
(Tillandsia tricolor)


 光はやや明るめ〜中。水は普通〜やや好む。
 性質は強健。ファシキュラータと似た性質を持つ。根が発達しているため、植え込むと調子を上げる。

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ハ行


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ハリシー
(Tillandsia harrisii)


 光はやや明るめ〜中。丈夫な銀葉種の代表種。水はやや乾燥〜普通。
 微細な鱗片が発達し白く見える。葉は肉厚で柔らかい。花付きは良い。
 温室のような適度な日照と水、通風という条件が揃うと、成長はかなり早い。そうすると意外と大きくもなる。
 ワシントン条約附属書2に掲載されている種。国際取り引きを制限しないと、将来、絶滅の危険性が高くなるとされ、輸出入には輸出国の政府が発行する許可証が必要。という種だが、現実には多く見かける。それだけ国内でも栽培されているということ。

パレアセア
(Tillandsia paleacea)


 光は明るめ。水は乾燥。丈夫でクランプになりやすい。
 茎が伸びる長茎タイプ。針葉樹の枝からティランジアが吹いているような雰囲気。葉は硬め。写真はク ランプになっている株。


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パレアセア(ラージ・フォーム)
(Tillandsia paleacea (large form))


 光は明るめ。水は乾燥。丈夫でクランプになりやすい。
 基本種のラージ・フォーム。
 茎が伸びる長茎タイプ。針葉樹の枝からティランジアが吹いているような雰囲気。葉は硬め。

パレアセア・カンタ
(Tillandsia paleacea "Canta")


 光は明るめ。水は乾燥。丈夫でクランプになりやすい。上記の基本種よりやや大型になる。写真の株で約17cm。鱗片も発達し、白く美種。
 茎が伸びる長茎タイプ。茎は意外と硬い(このように挿しても全く平気)。持った感じはある意味、人工物のような印象を受ける。葉は硬め。

バンデンシス
(Tillandsia bandensis)


 光は中。水はやや好む。
 似たマレモンティーと同様に、花には芳香がある。高湿度を好むが蒸れに弱い(通風必須)という、温室向きの種。マレモンティーとの違いは葉が互生するのと、乾燥に少し耐性がある。よく群生する。


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ファシキュラータ
(Tillandsia fasciculata)


 光は明るめ〜中。水はやや乾燥〜普通。
  性質は非常に強健。トリコロールと似た性質を持つ。根が発達しているため、植え込むと調子を上げる。葉は固め。

フックシー
(Tillandsia fuchsii var.fuchsii)


 光はやや明るめ〜中。水は普通。
 小型で丈夫な種。

フックシー・グラシリス
(Tillandsia fuchsii forma gracilis)


 光はやや明るめ〜中。水は普通。
 葉は繊細だが鱗片はある。小型。

ブッツィー
(Tillandsia butzii)


 半日陰で、水を好む。クランプになりやすい。準高山性がかなり出るので(暑さに弱い)、初夏〜夏季は注意すること。
 鱗片がない波打った葉(軸状)を、かなりの勢いで伸ばす。ティランジアには珍しく、株にはまだら模様がある。
 普及種だが室内での栽培は難しい。風通しの良い屋外の日陰で、ミズゴケ植えにすると良い。

プラギオトロピカ
(Tillandsia plagiotropica)


 光は中。やや水を好む。性質は丈夫。
 一瞬、葉は薄く見えるが、実際は少し肉厚でそれなりに弾力もある。やや小型。

フラベラータ
(Tillandsia flabellata)


 半日影で、水を好む。性質はストリクタに似て、水さえ気をつければ丈夫な種。
 開花時期とは無関係に赤銅色の葉を持つ(鱗片はほとんどない)。かなり大型化する。写真の株で幅50cmほど。ミズコケに植えて、完全に鉢物にしてもいいだろう。
 実際の株は『ティランジア・ハンドブック 改訂版』にあるものより、葉が幅広い印象を受けた。

プルイノーサ
(Tillandsia pruinosa)


 光は半日陰。やや水を好む〜水を好む。通風を意識する。
 エーレルシアナを小型にして(大型になる株もあるが)、鱗片を荒々しくかつ少なくした雰囲気。

ブルボーサ
(Tillandsia bulbosa)


 半日陰で、水を好む。
 葉は軸状で、鱗片はない。水が足りている状態でも、葉は上に伸びない。
 普及種だが室内での栽培は難しい。風通しの良い屋外の日陰で、ミズゴケ植えにすると良い。


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ブルボーサ 'ギガンテ'
(Tillandsia bulbosa 'Gigante')


 半日陰で、水を好む。
 葉は軸状で、鱗片はない。水が足りている状態でも、葉は上に伸びない。
 ブルボーサの大型化するタイプ。室内での栽培は難しい。風通しの良い屋外の日陰で、ミズゴケ植えにすると良い。

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マ行

マグヌシアーナ
(Tillandsia magnusiana)


 光は中。水はやや乾燥。準高山性により暑さ、蒸れに弱い。
 鱗片が発達した細い葉を、密度高く広げる。

ミトラエンシス
(Tillandsia mitlaensis)


 光は中。水はやや乾燥〜普通。成長は遅いが子株をよく吹く。蒸れに弱い。
 短い鱗片が密に発達している。小型。

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ラ行

ライヘンバッキー
(Tillandsia reichenbachii)


 光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥〜普通。丈夫。成長は早くないが、クランプになる傾向が強い。花には芳香がある。
 葉は硬めで、横〜下に伸びる。姿は小型かつ葉が短いドゥラティー(Tillandsia duratii)といったところか。写真はクランプになっている株。終わった花もついている(計3本ついていて、2本は完全に枯れていたので取り去った)。これからクランプ化がさらに進むと思われる。


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ラティフォリア 'ギガンテ'
Tillandsia latifolia 'Gigante'


 光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥。暑さに弱い。水多めの栽培はあまり向かない。
  Rainforest Flora Inc.によるラティフォリアの園芸種。成熟した株は径7、80cmを超える。葉は長いが固さがあるため、あまりど垂れ下がらない = 大きな杯型のロゼットを形成する。鱗片は濃いがキセログラフィカのような微小なタイプではなく、荒めでざらざらしている。開花すると、長い花序の先に子を吹く。

ラティフォリア・リューコフィラ
(Tillandsia latifolia var. leucophylla)


 光はやや明るめ。水は乾燥。ペルー太平洋岸(中温低湿)タイプだが、基本種より高温に耐える。夜間の気温が下がれば、0〜35度程度まで適応。蒸れは避けて通風を意識する。
 葉はかなりの肉厚。鱗片も濃密に生える。葉が長めのロゼットを形成する種で、ここまで葉が分厚くかつ鱗片が発達している種は少なくなるだろう。大型化する。


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レクルビフォリア
(Tillandsia recurvifolia)


 光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥〜普通。
 葉は肉厚で鱗片も密に生える。写真はクランプになっている株。


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ロゼオスカパ
(Tillandsia roseoscapa)


光は明るめ。水は乾燥〜やや乾燥。
超がっしりとした、いちおう長茎種といったところか。キセログラフィカのような典型的なロゼットからはかなり離れる。 葉は厚みがあり、アルビダ系の硬さと鱗片を持つ。大型化する。
自生地の写真はこちら

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ハイブリッド(交配種)

イオナンタ X カプトメドゥーサエ
(Tillandsia ionantha X caput-medusae)


 光は中。水は普通。
 カプトメドゥーサエの影響で、葉はかなり肉厚、ビロード状。写真の株は花序を出しかけている。写真の株で高さ約16cm。

エリック・ノブロック(ストレプトフィラ X ブラキカウロス)
Tillandsia 'Eric Knobloch' (Tillandsia streptophylla X brachycaulos)


 光は中。水は普通。
 Carrone氏作出。ストレプトフィラの影響で葉はカーブし、つぼ型。開花期は赤みが強く出る。写真の株は花序を出しかけている。写真の株で高さ約22cm。


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カピタータ X キセログラフィカ
(Tillandsia capitata X xerographica)


 光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥〜普通。性質は強健。
 グアテマラ産の自然交配種。葉は非常に長く、厚みがありやや柔らかい。鱗片も発達しているため、ビロードのような質感を持つ。完全なロゼットではなく、少し長茎がかる。開花期はカピタータのような花を持ち、紅葉もする。かなりの大型種。写真の株で幅約60cm。


カーリー・スリム(インターメディア X ストレプトフィラ)
Tillandsia 'Curly Slim' (intermedia X streptophylla)


 光は中。水は普通。
 Dimmitt氏作出。葉の形のみインターメディアを残している。葉は肉厚で鱗片も濃い。乾燥すると巻きも派手になる。


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グレイター・グローリー(キセログラフィカ X バルビシアナ)
Greater Glory (Tillandsia xerographica X balbisiana)


 光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥〜普通。性質は強健。
  Rainforest Flora Inc.による園芸種。バルビシアナをベースに葉数と鱗片を増やし、葉はうねり、より長くなる。成株は1mに達するが(株自体が大きくなり、かつ葉が下にどんどん長くなる)、輸入のショックがあるためどこまで大きくなるかは不明。
 RFIでの写真はこちら

コットンキャンディー(ストリクタ X レクルビフォリア)
Tillandsia 'Cotton Candy' (stricta X recurvifolia)


 光は中。水は普通〜やや好む。増えやすい。
 ストリクタの葉色を薄緑に&やや厚くし、かつ濃密に鱗片を発達させた草姿。美種。花はストリクタより一回り大きなものがつく。サイズもストリクタより大型になる。



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ケンドラ(ブルボーサ X ベイレイ)
Tillandsia 'Kendra' (bulbosa X baileyi)


 光は中〜半日陰。水はやや好む。通風を意識する。子株をよく吹く。
  Rainforest Flora Inc.による園芸種。ベイレイの葉を軸状にし、鱗片を少なくした草姿。葉数は多い。大型化する。写真の株で高さ約43cm。


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コレレイ(ファシキュラータ X ホンジュレンシス)
Tillandsia correalei X (Tillandsia fasciculata X hondurensis)


光は明るめ〜やや明るめ。水はやや乾燥。
ホンジュラスの岩山に自生する自然交配種。葉は厚いが、意外と柔らかい。


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シェリル(カプトメデューサエ X カピタータ 'ピーチ')
Tillandsia Cheryl (Tillandsia caput-medusae X capitata 'Peach')


 光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥〜普通。
  Rainforest Flora Inc.による園芸種。実際はもう少し赤みがある。根底にはカピタータ 'ピーチ'の血をしっかり受け継いでいて、開花時はかなり紅くなる。鱗片が濃いため、濡らすと本当の色が出てくる種。


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ジョエル(イオナンタ X ブルボーサ)
Tillandsia 'Joel' (ionantha X bulbosa)


 光は中〜半日陰。水は普通〜やや好む。通風を意識する。
  Rainforest Flora Inc.による園芸種。イオナンタの葉をブルボーサの葉(軸状)で置き換えた草姿。写真の株で高さ約18cm。

ショータイム(ブルボーサ X ストレプトフィラ)
Tillandsia 'Showtime' (bulbosa X streptophylla)


 光は中〜半日陰。水は普通〜やや好む。通風を意識する。
  Rainforest Flora Inc.による園芸種。ストレプトフィラの葉を軸状にし、上に伸ばしたような草姿。葉数も多い。大型化する。写真の株で高さ約30cm。開花期はかなり色づく( 写真)。


ストレプトフィラ X コンコロール
(Tillandsia streptophylla X concolor)


 光は中。水はやや乾燥〜普通。性質は丈夫。
 ストレプトフィラの身、葉を細身にし、葉数を増やした草姿。葉のカールもコンコロールの影響で弧を描く。


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セント・エウロギウス(アルビダ X ストレプトフィラ)
Saint Eulogius (Tillandsia albida X streptophylla)


 光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥〜普通。
  Rainforest Flora Inc.による園芸種。ストレプトフィラをベースに葉を短めに伸ばして、鱗片を細かくした草姿。


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チアペンシス X ファシクラータ
(Tillandsia chiapensis X fasciculata)


 光は明るめ〜やや明るめ。水はやや乾燥。性質はかなり強健。
 自然交配種らしい。グアテマラ産。ファシクラータの葉をやや幅広&厚くし、鱗片も発達させた草姿。美種。花序は複数に分岐して上がる。大型化する。
 写真の株は各々、別タイプ。上の株はチアペンシスの影響が強い。

ティナ・パー(セレリアナ X イオナンタ)
Tillandsia 'Tina Parr' (Tillandsia seleriana X ionantha)


 光は中。水はやや乾燥〜普通。性質は丈夫。
  Rainforest Flora Inc.による園芸種。イオナンタの葉を太く、かつさらに鱗片を大きくした草姿。ハイブリッドだが大型化しない。葉先は普段から紅葉している。開花期はかなり色づく( 写真)。



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Ty(エーレルシアナ×ブルボーサ)
Tillandsia 'Ty' (Tillandsia ehlersiana X bulbosa)


 光は中。水は普通〜やや好む。
  Rainforest Flora Inc.による園芸種。ブルボーサの影響で葉がよじれる。写真の株で高さ約20cm。


ドゥラティー X ストリクタ
Tillandsia duratii X stricta


 光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥〜普通。性質は丈夫。
 葉数は多い。ドゥラティーの影響で長茎、鱗片も密。かなりの大型種。写真の株で幅約50cm。

ビクトリア(イオナンタ X ブラキカウロス)
Tillandsia 'Victoria' (Tillandsia ionantha X brachycaulos)


 光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥〜普通。
 Foster氏作出。葉はイオナンタの影響で厚みがあり、鱗片もそれなりにある。開花期は赤みが強く出る。写真の株で高さ約15cm。


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ヒューストン(レクルビフォリア X ストリクタ) X ストリクタ 'ハード・リーフ'
Tillandsia Houston (Tillandsia recurvifolia X stricta) X stricta 'Hard Leaf'


 光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥〜普通。
  Rainforest Flora Inc.による園芸種。ヒューストン(レクルビフォリア X ストリクタ)にさらにストリクタ・ハード・リーフを掛け合わせた種。レクルビフォリアの鱗片を荒めに濃くし、葉を細め葉数を増やした印象。径30cm程度になる。


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ファシキュラータ X イオナンタ
Tillandsia fasciculata X ionantha


 光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥〜普通。
 草姿や質感はファシキュラータ:イオナンタ=2:1といったところか。両親の性質を引き継いでかなり丈夫で、子吹きも多いでしょう。写真の株で約20cm。

フェザー・ダスター(ストリクタ X ガルドネリー)
Tillandsia 'Feather Duster' (Tillandsia stricta X gardneri)


 光は中。水はやや乾燥〜普通。子株をよく吹く。成長は早い。
 Dimmitt氏作出。葉はガルドネリーの影響でかなり薄く、鱗片が濃い。大型化する。写真の株で幅約45cm。

ベイレイ X イオナンタ
(Tillandsia baileyi X ionantha)


 光はやや明るめ〜中。水は普通。性質は丈夫。
 イオナンタの影響で通常のベイレイより葉数が多い。基部もやや肥大する。開花期は色づく( 写真)。


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ベティ(キセログラフィカ X ブラキカウロス)
Tillandsia 'Betty' (Tillandsia xerographica X brachycaulos)


 光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥〜普通。性質は丈夫。
  Rainforest Flora Inc.による園芸種。葉は長いが、ブラキカウロスの影響でそれほど波打たない。長茎の性質が出ており、そのため葉数も多い。鱗片はキセログラフィカの影響で多め。葉の厚みも残している。開花期はブラキカウロスのような花を持ち、紅葉もする( 写真)。かなりの大型種。写真の株で幅約55cm。


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レオナミアナ X アエラントス
Tillandsia leonamiana X aeranthos


 光はやや明るめ〜中。水はやや乾燥〜普通。
 形はアエラントスに近く、質感はレオナミアナといったところか。ドゥラティの葉が、巻いておらず短くなった感じ、とも言える。


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レディ(ストレプトフィラ X コンコロール)
Tillandsia Redy (Tillandsia streptophylla X concolor)


 光は中。水はやや乾燥〜普通。
  Rainforest Flora Inc.による園芸種。ストレプトフィラがより強く出ていて、葉の厚みと幅があり、鱗片が発達している。株元も壺型。なので、葉焼けしやすいでしょう。準大型種。

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エクメア属


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オーランディアナ 'レインボウ'
(Aechmea orlandiana 'Rainbow')


 着生種。寒さに弱い(最低気温10度以上。15度以上が理想)。
 オーランディアナの選抜種。葉裏の模様が細かく入り、赤みがかる。
 葉は硬さがあり、典型的なタンク・ブロメリアに比べ、日差しに耐性がある。ある程度は当てないと徒長するし、模様や色も綺麗に出ない。
 冬季、タンク内の水は抜いて、週1、2回の霧吹き。


チャンティニー 'ドワーフ・フォーム'
(Aechmea chantinii 'Dwarf form')


 着生種。矮小タイプ。寒さに弱い(最低気温10度以上。15度以上が理想)。
 葉は硬さがあり、典型的なタンク・ブロメリアに比べ、日差しに耐性がある。ある程度は当てないと徒長するし、模様や色も綺麗に出ない。
 冬季、タンク内の水は抜いて、週1、2回の霧吹き。


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ファネロフレビア (ルブラ)
(Aechmea phanerophlebia (rubra))


 大型種。地生種。ブラジル産。写真の株はまだ若い。
 性質は寒さに弱い(最低気温10度以上。15度以上が理想)という以外は、丈夫な種。葉も厚みがあって固い。
 典型的なタンク・ブロメリアに比べ、日差しにも耐性がある。ある程度は当てないと徒長するし、模様や色も綺麗に出ない。ただし、しっかり発根するまでは焼けやすいので注意する。
 冬季、タンク内の水は抜いて、週1、2回の霧吹き。


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ファネロフレビア 'インランド・フォーム'
(Aechmea phanerophlebia 'inland form')


 大型種。写真の株で表土からの高さ48cm。地生種。ブラジル産。
 性質は寒さに弱い(最低気温10度以上。15度以上が理想)という以外は、丈夫な種。葉も厚みがあって固い。
 典型的なタンク・ブロメリアに比べ、日差しにも耐性がある。ある程度は当てないと徒長するし、模様や色も綺麗に出ない。ただし、しっかり発根するまでは焼けやすいので注意する。
 冬季、タンク内の水は抜いて、週1、2回の霧吹き。


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ブロメリフォリア(ドワーフ・フォーム)
(Aechmea bromeliifolia (dwarf form))


 着生種。矮小タイプ。寒さに弱い(最低気温10度以上。15度以上が理想)。
 典型的なタンク・ブロメリアに比べ、日差しに耐性がある。ある程度は当てないと徒長する。
 冬季、タンク内の水は抜いて、週1、2回の霧吹き。


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プリメラ
(Aechmea fasciata 'Primera')


 増殖禁止品種。ファシアータ(和名:シマサンゴアナナス)の園芸種。大型着生種。
 幅広の葉にとても濃い鱗毛がまだらに入る。大きな花苞は2ヶ月ぐらいもつ。また、このプリメラは葉の縁に刺は無い。
 性質は寒さに弱い(最低気温10度以上。15度以上が理想)。
 冬季、タンク内の水は抜いて、週1、2回の霧吹き。


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レッド・ドラゴン
(Aechmea recurvata 'Red Dragon')


 着生種。和名「トックリアナナス」の園芸種。基本種より赤味が強く出る。この株はまだ幼株。
 葉は硬さがあり、典型的なタンク・ブロメリアに比べ、日差しに耐性がある。ある程度は当てないと徒長するし、色も綺麗に出ない。
 性質は非常に強健で、耐寒性も高め(最低気温は5度程度)。開花期に胴体が膨らむ。
 冬季、タンク内の水は抜いて、週1、2回の霧吹き。


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ゼブリナ
(Aechmea zebrina)


 大型着生種。寒さに弱い(最低気温10度以上。15度以上が理想)。
 葉は硬さがあり、典型的なタンク・ブロメリアに比べ、日差しに耐性がある。ある程度は当てないと徒長するし、模様や色も綺麗に出ない。
 冬季、タンク内の水は抜いて、週1、2回の霧吹き。

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クエスネリア属


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マルモラータ 'ティム・プラウマン'
(Quesnelia marmorata 'Tim Plowman')


 着生種。寒さに弱い(最低気温10度以上。15度以上が理想)。
 マルモラータの選抜種。葉先がカールし、模様がより細かい。
 葉は硬さがあり、典型的なタンク・ブロメリアに比べ、日差しに耐性がある。ある程度は当てないと徒長するし、模様や色も綺麗に出ない。
 冬季、タンク内の水は抜いて、週1、2回の霧吹き。

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クリプタンサス属

 ティランジア属ではないが、同じパイナップル科に位置する。原産地はブラジル。
 性質は丈夫。子株をよく吹く。樹上生活ではなく、地面に生える。多湿を好み、緑葉種のティランジアと同じようにミズゴケ等に植え込んで育てる。強光は嫌うが、ある程度の日照に当てないと色が奇麗に出ない。
 冬季は5度以上は必要。屋内越冬が基本である。

ビヴィッタタス
(Cryptanthus bivittatus)



左から
レッド・スター
(Cryptanthus bivittatus 'Red Star')

ノビ・スター
(Cryptanthus bivittatus 'Novi Star')


 上記ビヴィッタタスの園芸種。

左上
フォステリアヌス
(Cryptanthus fosterianus)


右上
ブラックミスティック
(Cryptanthus 'Black Mystic')


右下
ゾナタス・ゼブリナ
(Cryptanthus zonatus 'Zebrina')

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ディッキア属


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Dyckia 'Brittle Star'

 dawsonii X (fosteriana X platyphylla) をかけ合わせた園芸種。大型化する。
 地生種。日照が必要。ある程度以上は当てないと徒長するし、白さと色も綺麗に出ない。サボテンなどより貯水能力は劣るので、水切れに注意。
 冬季の気温は10度を切らないぐらいにしたほうが無難。また、断水での越冬は葉をかなり枯らしてしまう。水やりは土を湿らす程度に与える。


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Dyckia marnier-lapostollei hybrid - silver

 marnier-lapostolleiを親に持つハイブリッド。基本種よりグレイがかり、よく子吹きする。
 地生種。日照が必要。ある程度以上は当てないと徒長するし、白さも綺麗に出ない。サボテンなどより貯水能力は劣るので、水切れに注意。
 冬季の気温は10度を切らないぐらいにしたほうが無難。また、断水での越冬は葉をかなり枯らしてしまう。水やりは土を湿らす程度に与える。

Dyckia marnier-lapostollei var. estevesii

 marnier-lapostolleiの変種。基本種より刺が長く、鱗片が少しまだらに入る。
 地生種。日照が必要。ある程度以上は当てないと徒長するし、白さも綺麗に出ない。サボテンなどより貯水能力は劣るので、水切れに注意。
 冬季の気温は10度を切らないぐらいにしたほうが無難。また、断水での越冬は葉をかなり枯らしてしまう。水やりは土を湿らす程度に与える。

Dyckia 'Olympiad' cv.'Silverado'

 地生種。日照が必要。ある程度以上は当てないと徒長するし、白さも綺麗に出ない。サボテンなどより貯水能力は劣るので、水切れに注意。
 冬季の気温は10度を切らないぐらいにしたほうが無難。また、断水での越冬は葉をかなり枯らしてしまう。水やりは土を湿らす程度に与える。


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Dyckia 'Silver Queen'

 fosterianaを元にした園芸種。大型化する。
 地生種。日照が必要。ある程度以上は当てないと徒長するし、白さと色も綺麗に出ない。サボテンなどより貯水能力は劣るので、水切れに注意。
 冬季の気温は10度を切らないぐらいにしたほうが無難。また、断水での越冬は葉をかなり枯らしてしまう。水やりは土を湿らす程度に与える。


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Dyckia 'Silver Queen' X 'Cherry Coke'

 上記のSilver Queenに、濃紅に色づく園芸種Cherry Cokeをかけたもの。大型化する。
 地生種。日照が必要。ある程度以上は当てないと徒長するし、白さと色も綺麗に出ない。サボテンなどより貯水能力は劣るので、水切れに注意。
 冬季の気温は10度を切らないぐらいにしたほうが無難。また、断水での越冬は葉をかなり枯らしてしまう。水やりは土を湿らす程度に与える。

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ネオレゲリア属


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Neoregelia eltoniana

 着生種。寒さに弱い(最低気温10度以上。15度以上が理想)。株元は肌色に近い中間色に染まっている。
 葉は硬さがあり、典型的なタンク・ブロメリアに比べ、日差しに耐性がある。ある程度は当てないと徒長するし、色も綺麗に出ない。
 冬季、タンク内の水は抜いて、週1、2回の霧吹き。


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Neoregelia carcharodon 'Silver'

 大型着生種。寒さに弱い(最低気温10度以上。15度以上が理想)。葉裏は鱗毛が発達していて白い。
 葉は硬さがあり、典型的なタンク・ブロメリアに比べ、日差しに耐性がある。ある程度は当てないと徒長するし、色も綺麗に出ない。
 冬季、タンク内の水は抜いて、週1、2回の霧吹き。


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コンセントリカ
(Neoregelia concentrica)


 着生種。寒さに弱い(最低気温10度以上。15度以上が理想)。写真の株は徒長している。
 葉は硬さがあり、典型的なタンク・ブロメリアに比べ、日差しに耐性がある。ある程度は当てないと徒長するし、模様や色も綺麗に出ない。
 冬季、タンク内の水は抜いて、週1、2回の霧吹き。

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フリーセア属


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ギガンテア 'ノバ'
(Vriesea gigantea 'Nova')


 着生種。寒さに弱い(最低気温10度以上。15度以上が理想)。
 性質は水を好む典型的なタンク・ブロメリア。大型化する。成長するにつれ、ストライプがはっきりしてくる。
 冬季、タンク内の水は抜いて、週1、2回の霧吹き。


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フェネストラリス
(Vriesea fenestralis)


 着生種。寒さに弱い(最低気温10度以上。15度以上が理想)。
 性質は水を好む典型的なタンク・ブロメリア。大型化する。葉裏はドット柄、葉表は透けるようなモザイク柄が入る。
 冬季、タンク内の水は抜いて、週1、2回の霧吹き。

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ホヘンベルギア属


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レオポルド・ホルスティ
(Hohenbergia leopoldo-horstii)


 写真の株は幼株。表土からの高さ14cm。成長すると大きなツボを形作る。地生種。ブラジル産。
 性質は寒さに弱い(最低気温10度以上。15度以上が理想)という以外は、丈夫な種。葉も厚みがあって固い。
 典型的なタンク・ブロメリアに比べ、日差しにも耐性がある。ある程度は当てないと徒長するし、模様や色も綺麗に出ない。
 冬季、タンク内の水は抜いて、週1、2回の霧吹き。

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