トイレのタンク上部@タオ島のホテル。TOTOじゃないのよ。向こうでポピュラーな便器その他会社。COTTO


 タオ島の港(Mae Haad)。帰るよ。ここいらの街も含め、'90年頃を知る人にとっては今、訪れると劇的に発展していると思う。ボートからして違うのでは。
 ビッグ・ブルー(ダイビング・サービス)のたぶんスタッフが走っているけど、誰だろう。


 
 サムイ空港、出発6番ゲート。これからバンコクへ。照明は巻貝をイメージしている、そうだそうに違いない。
 トイレ(でかい水槽に魚が泳いでいる)もすんごく綺麗である意味、感動さえ覚えた。東南アジアの一地方空港のトイレが、俺の部屋よりずっとずっと綺麗ってどういうことやねん。そういうことやねん。


追記

初心者向き?

 初心者向きか上級者向きかというのは、どちらも楽しめると思う。初心者にとっては技術的に楽な海況だし、上級者にとっては閉ざされた環境により特殊な(偏った)生態系を観察できる、となるのかな。
 加えておくと、最大深度は例外的なチュンポン・ピクナルの33.8mだった。深くいくダイビング・スポットではない。全て無限圧潜水で済んでいる。

 それと、Cカード(俗に言うライセンス)取得&その後のファン・ダイブにもいいかもだ。夜も遊べるし。流れがなく白砂なダイブ・サイトが多いゆえ、あまりストレスを受けないはず。水温はシーズン中、29度ぐらい。
 まぁ高所恐怖症、または閉所恐怖症の人は、ダイビングは止めておいたほうがいいと思うけど。ダイブ・サイトに多いドロップ・オフでは底が見えません(場合によっては1000m級の深海)。また、水中からはしばらく確実に出てこられません。
 強いストレス下でダイビングをすると結局、パニックを起こしやすい。通常の人でさえ、水中という特殊な環境ではパニックを起こしやすくなっている。よって、上記の条件に当てはまるのであれば、やたらパニックを起こしやすい状態で毎回ダイブせざるをえないと認識しておくべきでしょう。

リベンジ

 リベンジするかというと、しないでしょう。その労力と時間、金があったら、タイ西側、カオラックからシミラン、スリンのクルーズに再び乗るかも。ダイブ・サイトひとつひとつで、状況が派手に変るから。
 それとやっぱり、自分はドロップ・オフ、ウォール、外洋の隠れ根が好きだ。

マサージ(外国人風に)

 サムイ島ではバンコク行きのフライトまで時間があったので、空港でいったんチェック・インして重い荷物(26、7kg)を預けてしまい、再び市街まで戻った。(真面目な)マッサージ店で暇なオカマ(美形)に呼ばれたがall right, thank youし、別の(真面目な)マッサージ店で、オバチャンにfull bodyをしっかりやってもらった。今回の旅で、一番心地良い体験だったかも…。
 バンコクでは、スワンナプーム国際空港にもマッサージはもちろんある。ただし完璧、空港価格で、足で500バーツぐらいだったような記憶が。時間潰し or 現地通貨のだぶつきに対するボッタクリの最前線は、よく考えると(よく考えなくても)空港か。金も流れれば流れるほど、いろいろなところに影響を及ぼす。あー経済って素晴らしいですね。

 あ、Tattoo Studioはご多分に漏れずやたら多いが、筆者は絶対に勧めない。衛生環境(*)と彫師の腕が全くわからないからだ。大きな龍持ちだけど、とても入れる気にはなれない。

(*) 特に肝炎ウイルスは薬剤では死滅せず、オートクレーブによるきちんとした滅菌処理が必要。

理想郷か否か

 サムイは街で、過去にopen-air partyで有名だったパンガンも、今となっては完全に観光地なんじゃないかな。過ごしていないから詳しくはわからんが。partyな人々はいたけれども、あれらの事象から相当な年月が経っている。時間はほぼ全てをポピュラーにする。
 タオも'90年頃を見ていた人にとっては、現状は観光地でしょう。緩々で、今でもバックパッカー or トラベラーが多いのは事実ですが、当時の理想郷というのは存在しないはず。まぁ理想郷というのはいつの時代でも、完全に当事者にとってはなんだけど。