イダキ/ディジュのクラック予防法

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 イダキ/ディジュのクラック(ヒビ)予防に関して、Didgeridoo Breath@AUSでまとまっていた文章を見かけたので置いておく。
Yolngu Yidaki Care and Purchasing Terms | Didgeridoo Breath Australia
 ここに書いてあることにほぼ同意。いちおう自分の歴史を書いておくと、今まで入手した本数もう数えてないけど、明らかなクラック入ったの1本だけ(写真の :D)(ペイントはアボリジニのKen Wark。ディジュ自体は白人が作ったっぽい)(2000年頃入手)。

 一部の都市伝説というか物理的法則に反しているような予防法は、やめておいたほうが良いです。トップは特に、内壁は暖かい呼気&唾液で膨張/外壁は乾燥したまま⇒の差でクラック入る。極端な話、普通のガラス容器に熱湯入れると割れるのと同じ原理。
 たまに見かける内壁を常に湿潤?に保つようなケアは逆効果(不潔/不衛生でもある)。入手してしばらくは長時間鳴らさないこと(10分程度にとどめる)。環境に徐々に慣すこと。鳴らした後は、内壁の水分はティッシュや柔らかい布で除去して室内で自然乾燥させること。過乾燥に気をつけるのは、欧州やUS一部の西岸海洋性や砂漠気候のような本当に乾燥した地域。
 湿気を与えるなら、物理的に考えれば外壁からがまっとうでしょう(内壁が濡れやすいんだから)。シャワー浴びた浴室にトップに蓋をして置いておくとか。日本では必要無いのでやったことないけど。そして無論、コーティングされているディジュにはあまり意味が無い。イダキには外壁は一部ペイントだけのものが結構ある。

 ディジュの中にオイル通すのは否定はしないけど、あれは保湿のためではない(勘違いしてる人多いけど)。ほとんどが制作時にケミカルでコーティングされるわけだが⇒経年劣化⇒オイルでマイルドに再コートという意味合いが強い。油は水弾くでしょ? そんでもって殺菌効果無い有機物を下手に入れると、余計に悪化させるよ。科学的に考えましょう。

 で、クラックで唐突に思い出したのが昔、とある屋外のディジュMTGで、売り物のいいーディジュを某方が最初から最後まで4時間ぐらいばんばか鳴らしまくり⇒クラック入れたがしれっと返却。後日、掲示板で店主が試し吹き以外は禁止とした。(。◕ ∀ ◕。)
 そりゃそうだ。結局クラック入れたその某方は、買い取りすると書き込んでたけど。クラック入らずともそんだけ鳴らされたら立派に中古で、普通に買う人だって嫌だろ。常識無さすぎ。

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