January 24, 2009

Carcharodon megalodon(メガロドン)

Carcharodon megalodon(メガロドン) / South Carolina, U.S.A. 産出
 海外業者より。斜め計測11.9cm。状態は完璧で至宝と呼べる。上顎、前歯と奥歯の中間に位置した歯。


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Carcharodon megalodon(メガロドン) / South Carolina, U.S.A. 産出
 国内業者より。斜め計測11.1cm。上顎、ほぼ前歯に位置した歯。


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 かつて(約1800万年前から約150万年前)に実在した最強、最大のサメ。現在のホホジロザメの近縁にあたる。最大個体は約18mあったとされ、ホホジロザメの約3倍、マッコウクジラとほぼ同等の体長になる。
 メガロドンが生息した時代は今よりも海水温が高く、同時にクジラ類も多数、生息していた。それらを捕食する生物学的位置により繁栄。絶滅した理由は、大陸棚(ホホジロザメも沿岸域に生息している)の海水温が低下したため、変温動物であり巨大な体を持つメガロドンは適応できなかったのと、クジラ(ほ乳類で恒温動物)がより冷たい海域に逃げ込んだため、と考えられている。

 メガロドンはサメ > 軟骨魚類になるので、全身骨格の化石は出にくい。頑強な歯は化石となりやすいが、その中でも斜め計測で10cmを超えて、エナメル質と特徴であるセレーション(波刃)を綺麗に残し、左右対称で欠けが無い上顎の歯の化石はかなり貴重になる。同時に、値段も跳ね上がる。近年、市場にあまり出回らなくなり、高騰している模様。
 基本的に、サメの歯は奥歯にいくほど短くなり、カーブも強くなる。上顎と下顎でも形状が違い、上顎の歯は幅広で、下顎の歯は尖った形状になる。また、下顎の歯の歯根は、V字型が強く出る。
 家にあるサメの顎。上顎。

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 下顎。

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 サメの歯の化石に関しては(特にある程度大きくなると)、信用できる海外業者に目当てのものがあって&自分で買えるのであれば、国内業者 or ヤフオクとかで買うのは、ほんとあほらしいね。オークションは植物もそうだけど、それほどでもないものも高くなりがち。自作自演で吊り上げていることも多いし。
 他の化石に関しては@オークション、偽物だと通報されていることが某掲示板上でわかるが、同じようなのを何回も出品している業者がいたり。あれって悪質というか詐欺だと思うのだが、なぜゆえにIDを剥奪されないのだろうか。見てると騙されて引っかかっているユーザーは多い。

 メガロドンを頼んだ業者から、アオザメの歯の化石を輸入中。:D すでに1個持っているんだけど。

メガロドンの歯の化石、ポイント

 メガロドンの歯の化石は、大きく状態が良いものは市場で枯渇している状態であり、この先、さらに値が上がっていくらしい(一度、手に入れたコレクターが手放さないというのも手伝い)。選ぶ際はここがポイントというのをまとめておく。
 信用できる海外業者のほうが、質が高いものを安く入手できる。結局、日本の業者は輸入しているので。酷いのになると、海外業者のサイトにある写真パクってきて「当商品は海外にあります」なんていうのもある。「当商品」ってお前の商品じゃねーだろ、それ以前って感じ。誰か先に直で買ってやれよ。:D
 長い年月を経た自然物なので、完璧なものは滅多に見かけない。あっても派手な値段になってくる。数ある中からある程度、目星を付け、これなら妥協できる or 気にならないという選び方になるでしょう。


・全体的に
 大きな欠損は価値↓↓↓。小さな欠けも価値↓な要因に。斜め計測15cm級となると、まともなものが極々わずかのわずか、という状態になる。当然、補修されたものよりナチュラルで完璧なもののほうが、価値は高い。
 幅広く厚みがある上顎の歯に人気が集まる。奥歯になるほどカーブし、左右対称から離れていく。ただし、奥歯を集めているコレクターももちろんいる(奥歯も奥歯なりの魅力がある)。
 色は個人の好みになるが、真っ黒だと少し高めになるかも(そして、なぜか状態はそれほど良くないものの比率が上がる)。塗ってしまっている粗悪品も中には紛れているでしょう。化石界隈では塗ってしまう概念がまかり通っているが(私的にはかなりダメなんだけど)、メガロドンに関しては艶や微妙な透けも観賞ポイントになる。
 なお、当然だが、裏側もチェックする。
 鉱物なので見た目より重く、爪でこつこつ叩くと金属的な音がする。硬い樹脂の中に鉛を仕込み、着色した偽物も存在するので入手には注意を払うこと。そのような偽物は成型、着色の技術が劣っているようで、おもちゃっぽく見える。微妙な透けも再現できていない。金属に~とかの偽物もあるのかも(三葉虫では多い)。


・Enamel(エナメル質)
 人間でいう「白い歯っていいな♪」の部分。剥がれが無く、(縦線状に入る)ヒビも無い / 目立たないもののほうが価値↑。歯の構造上、歯根に近い部分が痛みがちになる。


・Serrations(セレーション)
 エナメル質外縁に存在するぎざぎざ。綺麗に残っているもののほうが価値↑。歯のサイズが大きくなると、磨耗しがちになる。
 セレーションは、メガロドンとホホジロザメの歯に共通な特徴になる。無論、メガロドンの歯のほうがずっと大きい。


・Tip(先端)
 セレーションに含まれる概念だが、磨耗せず尖っていると価値↑。ティップが欠けていると、セレーションが欠けているより価値↓。


・Root(歯根)
 ここも欠けてしまうと価値↓。左右対称が望ましい。下顎の歯は、歯根はV字型が強く出る(歯自体も尖った形状になる)。


・Bourrelet(ピュレ)
 一言で翻訳すると何になるんだろう...。歯根膜?? フランス語では腹まわりのはみ出した肉とかを示すみたいだが。英語圏でこの単語で表現する。
 エナメル質と歯根の間に存在する、元は肉質な帯。薄いため残りにくい。当然、残っているもののほうが価値↑。

January 17, 2009

Military Classic, AUTOMAT KALASHNIKOV 101

 うーむ。増えたな。ナイフはちょっとセーブしよ...。


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Military Classic / Cold Steel

 全長約30.5cm。鋼材はVG-1 SAN MAI III。ネーミング(3枚)からわかるように日本製だ(シースも含め)。ステンレス三層鋼になり(3枚合わせている)、Cold Steelの中で最も性質の優れた鋼材になる。耐衝撃性に優れ、強靱さと切れ味を両立している。刃紋が特徴。ハンドル材はブラックリネンマイカルタ。ガードは錆びにくい300 seriesステンレス(neither ブラス nor ニッケルシルバー)。
 オールドスクールなBowieを上質な素材で蘇らせた逸品。定価は$319.99(Knife Centerで$191.95)がついているが、考えようによってはリーズナブルではある。自身にとっては初Cold Steel。
 大型で重い印象を受けるが、幅広ではないため意外と軽かったりする。これでグリップが良ければ最高なんだけど。Classicというコンセプトゆえ仕方がない。
 カタログでは「あなたが命を預けられる品質」となっている。社長のLynn C. Thompson氏自身が格闘術を確立している面があり(Knife Fighting 1, 2, 3)、同社の製品も準じて攻撃的なモデルが多い。

 余談で、このナイフは紆余曲折している。去年の12月26日には日本に入ってきていたのだが、ごく最近ようやく受け取った。
 成田→江東区でスタック。原因は年末年始で検査自体、滞っていたのと、FedExより
「準武器(? と言っていたような気が)に該当するかもしれないので、成田に戻す。そのほうが早く検査されるので」
 というような連絡を受け、年明けしばらくしてから再び成田に戻っていた。
 何もできずに待つのみだった。ああいう時間はほんと気持ち悪い。いくら輸入したとはいえ、ものも高いし...。
 結局、税関と直接やり取りすることはなく、また成田→江東区という流れに乗り、届いた。
 念のため書いておくが、現行法でなんら問題無いナイフだし、普通に国内ショップでも売っている。個人だと、通関の際なんの権限かわからんが勝手にNGと判断され、破棄を促す連絡が来るときがある。


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AUTOMAT KALASHNIKOV 101 / Boker
 全長約25cm。鋼材は440C。ハンドル材はFRN/ステンレス。
 フォールディング・ナイフとしては大型になるが、フリッパー(not assisted)によりワンハンドオープンが可能。精度も高めで、がっちりとした動作。グリップも握りやすい。AUTOMATとあるが飛び出しナイフではないので、念のため。下に向けて少し勢いをつけてフリップしないと開かない。
 ハンドルにはグラス・ブレイカーが付いていて、タクティカル・ナイフとして意識されている。フォールディング・ナイフは元々、シース・ナイフの予備としてサブ的な位置にあるけど、これは大きいのでメインになりうる。

January 11, 2009

Ammonoidea(アンモナイト)と三脚

Ammonoidea(アンモナイト) / マダガスカル産出


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 56x44x17mm。オパール化したもの(アンモライトとは別物)。ただし、近年、このオパール化したマダガスカル産アンモナイトも、輸出の際に化石ではなく宝石として扱われ始めた。関税が高くなり、埋蔵量自体もかなり少なくなってきている。なので、流通量が減り、これから値が張っていく可能性が大いにある。
 赤に輝いているが、対面から差す光だとエメラルドグリーンになる。また、この写真(上からの光)だと輝く場所自体、小さく出てしまっている...。


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 102x83x27ミリ。縫合線が綺麗に方解石化したもの。

 どうでもいいけど、マダガスカルは多肉(特にコーデックス)をやる人にはポピュラーですな。化石もいろいろ出る模様。

 化石は他に2つ増え、さらにもうひとつ輸入中。またこのblogに落とす。

 今回の撮影はamazonで買った小さな三脚(¥1,310)を使用。対象の斜め上からライトを当て、フラッシュを光らせる / 光らせないで撮り、良い方を選んだ。この手のものはフラッシュに反応しやすく(白く輝いてしまいがちになる)、いずれも光らせないで撮ったほうが結果は良かった。
 このようなハオルチアも自然光でしか綺麗に撮れなかったが、これからは楽にいけるでしょう。値段が安いし、写真自体の質も向上するので、小物をよく撮影する人にはぜひお勧め。安いが定価は¥4000以上なので、しっかりしている。>前出の三脚