日本で最初のopen air party

最近のネットでは「’95年のNatural Highが日本で最初のopen air party or 野外パーティー」となっている風潮があるので、記しておくことにする。それは誤りで、結論から書くと「日本で最初のopen air partyは、Goa帰りの人々によって’80代後半、関西か岐阜で行われた」が正しい。このGoaは文字通りインドのゴア、ゴア・トランスのゴアだ。
ゴアに関しては様々な記述がネットにあると思うんで、知らなければこちらを参照して欲しい。
’95年説は、さすがにそんなに遅い訳ねえだろというのが正直な感想。とある書籍には’94年のpartyに関する記述があるらしいが、これとて最初のopen air partyではない。
ちなみに、代々木公園では’91、’92年あたりから音は出てるし、映像ではいのちのまつり(’88年)がYouTubeにいくつか上がっている。
南正人&RIVER ’88いのちの祭り
ROLLING DRAGON IN INOCHINOMATSURI 88
それと今回思ったのが、なぜ’95年あたりになったのか。その訳は、今30歳ぐらいまでの人(ちょうどopen air partyによく行く世代)って’95年でもう暗黒時代になるんだよね。よって、誰かが書いたり言ったりすると、それが事実かどうかはさておき、検証も無いまま定説になるんでしょう。
シーンに本当に古くからいる人や熟練したPAから、もっと話を聞くといいよ。

※partyをレイブ or レイヴとする表現は使っていない。raveは’90年代前半、UKで死んだからだ。

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