本日の語句

d. 人文科学と芸術


スケープコード(Google)
 結構見かける。逃れるために一行添えられるコード、ってことでしょうか。うーん気持ちはわかるが。正しくはもちろんスケープゴートで、ヤギですヤギ。あの紙も食う動物。
Q:「ヤギはどうして紙も食べるの?」
A:「消化器の中に紙も分解できるバクテリアが生息しているからだよ。ところで、バクテリア(細菌)とウイルスは全くの別物だよ。だからウイルスで引き起こされる風邪には、抗生剤は全く意味がないんだ。長引かせて一般細菌に2次感染しているなら、抗生剤は有効だけどね。ごっちゃにしている記述(e.g.風邪菌がうんたらかんたら)には、パカ(バカとは書いていない。↓拡大)

高校に入学してこい、ときちんと思おうね。医者レベルでさえ儲けのためにいい加減なことをしている奴は多いよ。科学的で客観的な複数の視点は、とても大切なこと」
 という答えがいちおう用意はされているが、当のヤギはそんなこと知ったことではないのである。本能に従ってとりあえず食うという、いったってシンプルな心境(?)でしょう。ヤギはパピルス以前はどんな心理だったか、ということになるとさらにわからない。「そろそろ紙出るぜいえー(めぇー / べぇー / エジプトでの擬音は知らん)」などとはもちろん思わなかったでしょう。動物学において、人間に置き換えて考えてしまうことは一番よろしくない。
 どうでもいいけど、酸性紙よりパピルスのほうが栄養価は高そう。
 話を戻して、この種(スケープコード)の間違いは自分もたまにやるから人のことは言えない。ビッグカメラというのをたまにやる。ややこしい。正しくはビックカメラである。なぜビックなのかは
・ボールペンを出しているメーカーでビックがあるが、そんな雰囲気を出したかった
・社長があほ + 勢いで勝負しているゴリラ系で、「よっしゃビックカメラでいこ」の一声に、誰も間違いを指摘できなかった
・ビックリするほど安いカメラの略
 のいずれかと勝手に想像してました。が、取ってつけたようなお話も存在する。社長がどこか南の島を訪れたとき、現地の子供が「ビック、ビック」と言っていたのをヒントにした、という後出しのような話です。
 はてなダイアリー – ビックカメラとはを見てみると、なーんだ元々の商号はビックリカメラじゃん。南の島(バリ)の話は、ますます取ってつけたように思えるなぁ。当事者が必死になればなるほど(なってない)、よりインチキ臭くなる話の好例。


p.s.
 ビックカメラの由来に関する文章は、一個人のあくまでも感想であって、ビックカメラを中傷するものではありません、念のため。:P 表現、思想の自由。いちいち絡まれても知らん。
p.s.2
 写真は獨協大学の哺乳類頭蓋の画像データベースから持ってきました。ごめんなさいもうしません。つーかわらわらあるな。

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