最近ふと聴きCD

d. 人文科学と芸術


Takk… / Sigur Ros
 ふわーっ、ほえーっと広がるように楽器を弾いたり歌ったりしています。いや、歌はほそーい。優しい、悪く言い換えれば脆弱。
 色彩的には前作より明るいと思います。聴きやすいというか。昔からやや不思議なオリジナル汁が出ている、アイスランド語で歌うアイスランドのバンド。
 うーむいかん。このレビューで聴きたいと思う人はいるのだろうか…。
 彼ら何度か日本に来てるんだよね。行ってない&聴いてない。すまん。

Miles_Gurtu
 Robert Milesというと『Children』を思い浮かべる人は多いでしょうが、『Organik』では何か大きなものを掴んだのか、180度違った方向性を見せた、深いほうに生なほうに。
 で、このアルバムはパーカショニスト Trilok Gurtuと組んで、さらに中出しいいかん危険できちゃった感じの作風です<生。即興も混じっているでしょう。
 某GEOIDコミュニティ@mixiで『Organik』に関する発言をしたときに、偶然、新しい『Miles_Gurtu』を出していたことに気づいたという。新しいといっても、リリースはもう1年以上前というのが私の疎さ加減を物語っています。
 『Organik』『Miles_Gurtu』ともに、『Children』みたいなのを期待して聴くとかなりずっこけると思います、いい意味で。両方とも名盤でしょう。あ、間違っても「トランス」とか「ダンス」というカテゴリにはならないので、そちらを期待する人は止めておこう。

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