どうなの偉い人? この絵

ディルの模倣に抗議殺到!?
 こういうことがあったそうです。彫刻の森美術館賞を受賞までしたそうな。
 描いた人には(あのなぁ…)と思いつつも、自分の中には
(じゃあ人が殺した死体を元に作品にした or してるカメラマン、ルポライター、画家、作家はどうなのよ)
 っていうのもちょっと考えればやっぱりあって、なかなか難しいところです。実際、この世にはそういうのごろごろしてるし。
 作品自体から眺めると、描かれた意図によって救いようのない駄作にもなるし、それこそまともな作品にもなりそうな気が。
 この視点からは、描いた奴が普段から動物虐待、虐殺を趣味にしているような気持ち悪い奴で、楽しんで描いてたらもちろん駄作。ディルこと松原潤がやった行為の病理、また、そういうものを生み出しているこれまた病んでいる社会、それらを形にしているのならまともな作品なんでしょう。
 私には駄作かまともな作品なのかはわかりません。絵、写真はことばより多くの情報を含むこともあるし、逆にわからない場合もある。この場合は題名が少しヒントになるのかな。<「ディルレヴァンガーの虚像と悪戯」
 暗い作品だということは確か。当たり前か。
 なかなか難しいところです←2回目。ストレートなのが悪いかっていうと、巷に溢れる芸術とされる写真、イラストのほうがよっぽどストレートだし…。
 どうでもいいことを考えてしまったような気もしないでもない(笑)。

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